2010.8.14 高知行


何年ぶりか覚えてないくらい久しぶりに母方の実家へ行く事になる。常日頃お世話になってるじいさまに顔出しておく事、古い写真を見る事、系図を見る事と後、墓参りを目的とする。ちなみにじいさまは96歳か97歳。100なってからお祝いがてらと思っていたが間に合わんという事も・・・

というワケで地獄坊主の誘いにのる。当日午前5時頃、寝床で半覚醒の同居人に出かける旨伝えて出、自宅近くまで拾いに来た車へ乗り込み出発。よく通る道だがいつも運転者になっているのでじっくりと見る事のない六甲山への道を存分に眺める。山周りで明石海峡大橋を越え、まっすぐまっすぐ高知を目指す。一度寄ったSAに設置されていた石は叩くとエエ音が出る。

そんなこんなで3時間半程、高知中心部。じいさま家につくとアンクルミチオが汗ダラダラ流しながら駐車場の指示。倉庫と化していた和室を我々の寝床確保の為片付けてくれてたらしい。そんなギリギリにせんともっと前から・・・ではなく、感謝する。車置いて荷物持ってじいさまの家。

我々の寝る部屋、床の間の掛け軸はじいさま直筆。天井から垂れる妙な物はチューハンター。アンクルミチオはまだ片付け中。ぞうきんがけなんかしながら思い出した様に古いノートパソコンや機械の犬を出してくる。一段落したところで古い写真を探すが収穫はイマイチ。数枚D70に収めておしまい。カツオのタタキと大蒜の薄切りを米と海苔で巻いた土佐巻きという食べ物等で昼食を済ませ墓参り。アンクルミチオ・アンクルケン・のぶちゃん・地獄坊主と連れ立って5人で出る。

参ってみるとジャングルと化した墓。手分けしてこれの伐採を行い綺麗になったところで撤収。手合わせたりしていかんのか・・・ちなみに墓のあるとこは結構急な斜面となっておりじいさまはもう登れない。一旦じいさま家まで戻り徒歩、地獄坊主と高知城へ。

家から15分程。中は予想外に人が多く落ち着かない。昔は巨大な日本刀が置いてあったのだが今は無く、展示物は魅力の薄いジオラマが主。天守はええ風。簡単にまわって出る。城ふもとの野将棋場を横目にはりまや橋を目指す。途中通過したひろめ市場は屋内屋台群にその他土産屋といった風でエエ具合。ハラ減ってない上に晩ゴハンはきっちり用意されるので買い食い叶わず無念。

ひろめ市場を抜けて商店街。新京極と元町商店街合わせた様な感じ。意外と気になる店が多い。商店街も抜け、はりまや橋・・・はりまや橋。人工の川が橋の下を流れる。旧はりまや橋が地下にあるらしいのでこれも見に行く。橋近くはゴミあり汚れあり便所あり。通路が何となく不吉な造りでちょっとした魔窟風。

魔窟出て再度商店街。こっちの人は顔出し板好きの様で、かなりの数が設置されてる。その心意気に応える地獄坊主。顔出し板好きは商店も同様。応え続ける地獄坊主。土産買って帰路。途中どぶ川の住民と戯れじいさま家。アンクルミチオは仕事へ。フロ入って晩ゴハン食べて従兄弟Nホムのチビ共と遊んで寝る。

翌朝食事など済ませ、仕事帰りのアンクルミチオと彼の奥さんとのぶちゃんに地獄坊主で出、現地で元気いっぱいの植物達を少しばかりしょんぼりさせてから帰路寄り道。半年動かしてないというアンクルミチオの船で大海原へ

出て程なくエンジン停止。初動も結構苦労してたが・・・それでも気を使いながらよろよろと進み、船上で連絡入れた友人の別荘へ。天気良くええ風吹いて古めかしい能天気な大音量洋楽に小粋な東屋でビール。私何故か遍路笠。ひとやすみさせてもらって出る。船置いて車乗って改めて帰路。途中貝屋に寄る。こちらでは長太郎と呼ばれているヒオウギガイ。水から出すといっせいにパクパクやる。逃げる動作と思われる。この他アサリやイワガキなど適当に買って帰る。

じいさま家は元の母屋+ハナレに増築を施し二世帯住宅或いは三世帯住宅としてアンクルミチオと息子達が住む。この母屋と増築部を繋ぐ様に大きめの食堂が拵えてあり、食堂からこれらの家屋の隙間に出る事が出来る。この隙間が七輪基地となり、焼いて食べる。大量に持ち帰った貝を焼き続けるアンクルミチオにへばりつく従兄弟Nホムの息子たいちを示し、俺の隣が好きながと言う彼はとても幸せそうであった。

ちなみに系図の所在は不明。

地獄坊主が仮眠をとった後、帰る。

2010.8.8 熊野行


同居人お稽古の都合上今年の海行は前回の一度のみ。既に七月半ばにこれは消化。しかし盆が近づくにつれ徐々にさみしくなり、一回だけってなあ・・・というワケで休みとってもう一度行く事となる。

最初に海最後に川はいつも通り。間に速玉大社と棚田、余裕があれば大斎原その他と計画。

同居人の帰りを待ち車借り山越ヨシコちゃんとこ。先方には同居人の姉ごんちゃんの妹である『ま』の父抜き家族が滞在中。二年前の赤ん坊は大きくなり、彼の弟が新たなる赤ん坊として加わる

兄は養育者の教育による行動と自らの意思による行動に加え、これらの狭間で揺れる第三の行動を持つと見受けられる。弟の行動基本は兄のマネらしく、その為か物事の観察に余念がない。写真など見せると凝視する事甚だしい。

同居人がイタリア直輸入手運びラジコンを『ま』に託す。弟オーくんに渡すと破壊するということで必然的に所有権は兄ディーくんへ。少しばかりお手本を見せ引き渡すはずであったが、以前困難に感じた操縦が何故か自在に操れたのでしばらく夢中になる。軽く晩ゴハンをいただきチビ共と遊び自宅へ。

山越えて戻り用意してフロ入って出る。前回の厳しい睡眠時間を思い早めに動いたおかげで出発は23時頃。よーさん寝れそうやね今日は。30分程過ぎた頃ちょっとした工事渋滞。夏休みの週末にすなよ。ちなみに、時速90kmでの大まかな各地移動時間を知る為出来る限りこの速度を維持しながら走っていた矢先の出来事であった。

普段より遅れる事30分弱。紀ノ川SA。大幅な改修がされている。テーマは分煙か。ツバメ達は少なめ。曜日の問題か、前回に比べ人がとても少ない。出る。

高速をおりてR42南下。時計をみるとまだまだ宵の口。・・・白浜寄る?というワケで増えたはずの睡眠時間を削る事となる。

2時頃白浜。いつも通り地味に迷いながら白良浜。ちょっぴりナポリを思い出す。影で少しばかり遊んで出る。千畳敷寄る。白良浜もそうだったが人が多い。不審に思うが単にいつもより時間が早いからの様。も沢山。川湯でみる空は山の隙間であるが、こちらは海に面しているので広範囲。テキトーにして出る。廃墟と化したハマブランカを車窓から観光し、R42串本方面。30分程で志原海岸。寝る。

寄り道したにもかかわらず睡眠時間は前回の倍程。大変元気に海を目指す。が、辿り着いてみるとまさかの荒海ビーチ中止。仕方ないので前回よりマシちゃう・・・?などと海眺め考えながら朝食。水溜りくらい覗いてやろうと岩場へ

小さいエビがよーさんおる。どんかっちょみたいのやかえるうおみたいのもおる。ヤドカリは言うに及ばず。フナムシも大量・・・海際におるくせに水を嫌っている様に見える彼らであったが、私の認識を揺るがす出来事が。

我々が動くとわさわさ逃げ惑うのはいつもの通り。小さめのやつが一匹海に落ちる。水面を疾走し陸にあがると思ったのも束の間。海中の石にしがみついている。同居人が脅すと更に奥へ。長年『フナムシは水が苦手』と思っていたのは誤りだったのか?しばらく観察するがどうでもいいというか・・・ヤドカリで遊ぶ事にする。

ひっくり返してしばらく、にゅるっと出てくる様子はいつぞやのベニワモンヤドカリを思い出させる。不気味さは全然足りないが。そのやわらかそうな本体を晒してまで何をしに出てくるかというと、体勢を立て直したい。ガリガリと石を掻いているが見るからに無理そう。と思っていたら海中へぽとり。なるほど。転がりさえすればいいらしい。その頃同居人はエビに夢中。ほどほどに遊んで出る。

海に入れなかったのは残念だがその代わり、いつも素通りせざるを得ない神社等に寄れる。というワケでとりあえず速玉大社を目指す。途中、浮島の看板。コレに従い行ってみる。辿り着いてみると大声で何やら説明をしている男とそれを聞く集団が駐車場入口を内側から塞いでいる。彼らの無神経さに少しばかりチリリとし、最徐行で威嚇しつつ押しのけ駐車。入場料100円を受付の年寄りに渡し、蚊除けのウチワを借りて入場。

入ってすぐのとこに太いトカゲ。胴体が四角い。浮島外周にスノコ路。外周スノコから鉄製の橋を渡り浮島内部。島に降りる事は出来ない。水は綺麗ではない。ヘビと娘のちょっとした昔話アリ。小さい島を半周し、出る。

そんなこんなで速玉大社。結構小さい。暖簾に八咫烏。割とあっけなく参拝終了。手水舎の生物が少し変わってる。は特筆すべきところナシ。梛の大樹は那智に続き還内府・・・ではなく、重盛手植えとか。公言されている樹齢から察すると重盛相当長寿。武蔵坊とひとつ得物を手にとり喜びを隠し切れない同居人

大社出て隣接した観光売店群を覗く。予想外に小さく活気なくイマイチ。物色中、売り子の夫人が何度も何度も『ひとつから買えます』と言うのが甚だ煩わしい。テキトーにして出、棚田へ向かう。

途中、海ガメという言葉につられて道の駅みたいなとこに寄る。ここの土産屋の二階がかなり居心地よく、少しばかり留まりカメ見。簡単な見世物小屋イメージで行ったカメコーナーだったが施設立派でやってる事言ってる事も立派。裏流れてる川に降りて見る。ぱっしゃんぱっしゃんしたい同居人。しばらく好きな様にさせておき、テキトーに戻りちょっとお土産買って先へ。

道中同居人がD70。無人販売箱が目立つ。エエ具合に並んでるところで停車。隣接したバス停を何気なく見る・・・一時間に一本どころではない。出る。

ちょっとすすんで気になる標識。これに従い寄り道。出たがらない同居人を車中に残しひとり出る。程なく道標。何がどうなのか分からないのでとりあえずもう少し先・・・もう少し・・・先・・・何アレ。倒れてきたりせんやろなと警戒しつつ先へ。進む程に熊野古道らしくなってくる。先にあった石碑から、この道が伊勢路であると知れる。おいてきた同居人の事も気がかりなので程々で戻る。

例の奇怪な案山子を撮ったりしながら車へ向かう。間もなく車というところで突然彼の後頭部が見たくなってしまい、引き返す。わくわくしながら覗いた後頭部は残念ながら期待程ではなかったけれど一応カメラに収め、車へ。戻る途中、彼と一緒に映る己の姿が頭をよぎるがこれはふりきり車まで

昼寝中の同居人を起こし車出す。程なく棚田。初めて見るそれらは壮観。風が大変気持ち良い。時間帯や季節毎に訪れてみたい。テキトーに散歩して出る。大斎原へ。途中、道端に猿。猿観光地や猿中心の猿の様に近づいてきたり知らんぷりしたりせず、逃げる。車を止めしばらく留まっていると猿が逃げていった斜面の上からぱらぱらと石ころ。結構でかいのも落ちてくる。鹿もおる。出る。

高い位置にある橋から下を流れる川を覗いたり危機一髪写真撮ってみたり単発ゴーラ眺めたりしながら大斎原。

ハラ減ってたのでコンビニでインスタント買う。その場でお湯入れて店前の溝に不要湯流し。食事にふさわしい場所は見当たらないが麺の方はのっぴきならん状態。何も思いつかないまま自然と足は大斎原の方へ。結果この有様。かつて同居人おりまるその他大勢連れ立って灯持って平安衣装で練り歩いた参道で食べる事となる。場違いというか罰当たりというか・・・景観損ねる事甚だしい。食後、先へ。

2007年に訪れた際はお祭り中だったので屋台や灯篭や舞台など拵えてあり人も多く大変に賑やかな場所であったがこの通り。虫と鳥と揺れる植物以外には動くもの見当たらず。近くを流れる川の調査に失敗した後、来た道を引き返し本宮大社へ。

疲れた体には厳しい階段をゆっくり登る。本殿のある区画は無断撮影禁止。意外と狭い。いくばくかの銭投げを行い、出る。隣接する社には熊野おなじみ八咫烏。本宮大社を後にする同居人の後姿に疲労を見る。時間があったので湯の峰温泉へ。意外と人が多い。社や風呂など調べながら散歩。落ちかけ太陽の影響と思われるが風景がセピア調で不気味。程々で川湯へ。

川べりでいっぷく。本日は楽しい縁日らしく、例の放送が流れているが開始にはまだ間があるらしい。湯入りしてしまうと縁日行きが面倒になるので少しばかり体冷やして車中待機。エアコンつけてシートに落ち着くと同居人もうアカン。おまけに雨も降り出し、この時点で出来る最良の行動は仮眠と判断。寝る。

目を覚ますと楽しい縁日は終盤、雨は大粒ぼたぼた。入ってる途中で降るならアレだがなあ・・・というワケで海と川入りに来たのに未遂のまま帰る事に。車出して間もなくハラ減ってきたので食事の為停車。晩ゴハンは大斎原コンビニで買うてきた100円バーガー。食後出る。

道中雨降ったりやんだり。道濡れてたり乾いてたり。渋滞11kmの電光掲示板に恐れをなし、R42を北上。道中、高石の工場群に規模は及ばないものの存在感は負けていない人造物。なかなかエエ世紀末具合しとる。ぼちぼち進みながら海南東あたりで上乗る。おかげで交通費大分ういた。平道中特にストレスもなかったので、程々渋滞なら今後はこんな感じで。

久しぶりに六甲アイランド寄って帰ってフロ入って写真見て寝る。

翌日車返し。午前10時頃山越え。たまには手土産をと、途中満月堂寄って豊助箱買い。ほか気になるお菓子もあったがそれは帰り寄る事とにして少しばかり散歩という程でもない散歩。店前のカメにメダカ。水草には花。別のカメでは地味に。道路向かいに百合畑。スプリンクラーが大変気持ち良さそう。出て伽耶院寄ってヨシコちゃんとこ。

チビ共に歓待され食事もままならず。同居人がディーさんから贈られた家宝ヘリQをディーくんに貸与。こちらを気にしながらも電池切れになるまで夢中で遊ぶ。しばらく名残惜しそうにしているがその辺は子供。程なくセミのマネやら死んだふりやらヘリパイロットやらの遊びに移行。それにしてもチビのヘルメット姿のおかしい事。

テキトーなところで帰路。途中満月堂で生菓子2セット。 山越えして帰ってテキトーに過ごしてからいただいたお菓子。同居人選択の抹茶包みわらびが絶品。

2010.7.18 熊野参詣


7月になり、頭の中で水中の音が聞こえ始める。今年は和歌山の他四国開拓、あわよくば日本海側も考えておったのだが同居人お稽古の都合上土曜日が塞がる。小技を使わなければ行けるのは一度。和歌山行とし、串本で海、船長とこ顔出して那智大社行って川湯。大体こんな感じで予定。

当日はまあ雨の心配もなく、同居人のお稽古帰りを待って車借り。山越えして車借りる前にしまむらとジャスコ寄る。同居人が運転の時メガネしてと言うのでメガネ買う。検査結構面白い。時間かかるものだと思ってたが、検査終わってから30分で仕上がるというので良く吟味し、ひとつ作ってもらう。

そんな事しておったので自宅からの出発は結局午前1時過ぎ。湾岸乗って約1時間で紀ノ川SA。人の多さにややたじろぐ。お土産見てタバコしてすぐ出る。同居人がぐらぐらし始めたので寝さす。

志原海岸に着いたのは4時頃。寝る

2時間程寝て出発。いつものコンビニに寄る。おにぎり等の米類がほぼ一掃されている。仕方ないのでパンとなんこつつくね棒とお茶。ちなみに米類は夜釣り人達が攫っていったとか。

潜り場までの道中、同居人がD70を使う。いわずと知れたイノブータン。の標識。もう一度行きたい童謡の園。の入口。賑わってるのを見た事がないすさみビーチ。の前。見知った道。そんなこんなで潜り場

今回は近くのダイビングショップを使ってみる。敷地の奥で着替えて貴重品を受付に預け、入水。結構冷たい。ウツボがおったのでしばらく戯れる。向こうは敵意剥き出しだが。クマノミを狙う同居人初めて見るウツボに喜んだのも束の間。これウミヘビ・・・?ちょっぴり恐くなってホドホドで去る。

ねじける同居人の先、イソギンチャクにへばりつく魚。近づくと黒い方はいかにも魚な行動をとるが、クマノミはこちらをニラミ歯をガチガチボラエイ同居人。1時間半程で上がる。高温置き去りに弱そうな、なんこつつくね棒など平らげる。満足したのでこのまま出てしもてもええなと思いながらも足は海へ。

えらく寒い。ガタガタ震え、こらアカンなと思いながらじりじりと沖へ出ると何故か平気になる。カゴカキダイの群。餌付け組か、何か期待する様な動き。オビテンスモドキはやっぱり変。この他特筆すべき事といえば、大きいヤガラ、サザナミヤッコの大人、サンゴに大量の削られた様な痕。1時間半程して上がる。1回につきこのくらいがエエ時間みたい。

シャワーして着替える。ペットボトルとは洗い上がりが違う。貴重品受取って各\1570の支払いを済ませ出る。コテージ借りたら夜潜れるな・・・とふと頭に浮かぶ。船長宅へ。家へ向かう道にポツリと手書きの看板。くじら船の看板と同じ書体でオー川整体・・・これか。

挨拶して紀ノ川SAで買うた神戸土産渡して帰ろ思てたがお邪魔する事になる。奥さんは不在だったが船長と娘さんは在宅。海から少し距離を置いた生活を送っている為か、船長少し痩せた感じ。ノリは相変わらず。娘さんはすっかりお姉さんになっててびっくり。初めて会った時は小学生だった様に思うがもう高校生で171cmと長身。整体レクチャー含めて2時間程居座り、出る。

気分いいので昔ごはん食べた東屋でちょっとひと息。ハラ減って来たのでAコープ。トビウオの美しさにびびる。個体によって色はかわるがどれも綺麗。アジも綺麗。地味に騒ぎながら魚達を眺める中、近所で見かける様な背中の黒いサンマ。あれ?トビウオ掬いの時みたサンマめっちゃキレかったのになあと不思議に思っていると、北海道産とある。なるほど。このほか、土地の明太子や鶏も気になる。

そんな中、我ながら何故と思いながらしょうが焼き弁当。とトンボシビ刺身勝浦産。これをAコープ駐車場、車中消費。那智大社を目指す。ちなみに何度か那智大社目指して来た事あるのだが、諸事情あって大社に辿り着いた事がない。

しかし今回は違う。天気はええしふたりとも非常に元気。一度利用した事のあるお土産屋の駐車場に止め、無料貸出杖を片手に大社へ向かう。控えめなお土産通り階段を上がると左手のちょいハズレに小ぢんまりとした庭。もったいつけてゆっくりゆっくり。ほんで最後の階段。登りきった正面に池。左手に社務所。右手に社・手水舎。正面池の注意書きは那智大社ならではか。隠れてたのか全滅したのか、魚は目にしなかった。手水でぱっしゃんぱっしゃんと腕を冷やす同居人。

社の前に有難そうな燃やし物があったのでやる。100円で護摩木の様なやつをとり、くべる。燃え上がるのを見て喜ぶ。これがどういうものなのかは不明だが有難いものなのだと思う。手水でぱっしゃんぱっしゃん腕を冷やす同居人。

うろうろしもって還内府・・・ではなく、重盛手植の楠木。樹齢800年超とか。とても大きく真ん中空洞で中入れる。各300円で薄い護摩木の様なやつに願い事を記し、これを手に持ち胎内巡り。幹の太いとこから入り、内部に設置された鉄製の急勾配な階段を登って上から出る。すぐに終わってしまうが結構楽しい。手水でぱっしゃんぱっしゃん腕を冷やす同居人。

展望ポイントとなっているらしいとこ。背後遠くに塔と大滝。手には無料貸与杖と先程入手した熊野杉製の団扇。手水でぱっしゃんぱっしゃん腕を冷やす同居人。

延命水での腕冷やしに没頭する同居人を好きにさせ、何気なく辺りを見回していると階段下に良さそうなモノが見える。あんな所に大変良さそうなモノがあるよと誘ってみるが同居人、動かざる山の如し。ひとり階段を下り、良さそうなモノと対峙。阿吽ではない・・・モノが良いだけに残念で仕方が無い。犬の裏側には仁王さん。階段を引き返す道すがら、中腹にあった有難いころころを回す。

まだぱっしゃんぱっしゃんしてる同居人。さぶいぼでとるがね・・・最終的にこの有様。堪能したところで下山。少し寄り道しもって大滝の方へ。道中あった手水でまたぱっしゃんぱっしゃんやる同居人。大滝への階段の手前でひと休み。自販機で水分補給。缶捨て箱が無く手荷物となる。ひと休みが効いたのか、下り階段に足ガクガク。

滝正面。各300円で更に奥へ。受付の兄さんに、後で回収するから空き缶ここ置いてってええか訊ねる。捨てとくと言い引き取ってくれる。滝近参拝コースへ踏み入れると白い小皿が沢山置いてある。各100円でこの小皿を賜り、有難い水をがぶがぶ飲んで先へ。

滝壺を見れる位置までは行けない造り。ちぇっ。上から落ちてくる毎秒1トンという水からくる飛沫と風で結構涼しい。少し恐目の一角は祈願所。滝近参拝コース終了後、正面からしばらく眺めて出る。

来た時はよーさんおった車も人も激減。お土産屋駐車場まで歩きながら、前来た時は到着した時点でこれくらい疲れてたな、そりゃ大社行く気も失せるわなと思い出話。無人のお土産屋に杖返してタバコして出る。川湯へ。途中、大きいオークワに寄る。靴みてタオルケット見て服見て傘見てお土産見て出、恐らく10年以上前の30セントソフトクリーム目当てで提案されたオーストラリア以来の、同居人からのマクドナルド行き。川湯用の夜食。100円バーガーなど買って出る。

少し前まで雨続きだったので増水などの不安もあったが問題なし。が、23時頃のわりに人が多く少しばかり気になる。ともあれ車停めて荷物持ってテキトーな湯船を改装し転がる。トナリが若干騒がしかったが許容範囲。湯船で食べるバーガーがうまい。お茶もうまい。ぽつりぽつりと人が減り、日をまたぐ前に貸切となる。寝てしまえる程快適ではなかったが十分満足出来た事もあり、少し居座った後我々も早々に出る。

気持ちよく車を走らせる事しばらく。午前1時過ぎだというのに渋滞中。因縁の広川辺り。終わりかけらしかったが眠たかったので路肩に停め寝る。3時間程寝て出発。自宅まで問題なし。荷物置いて車返しの山越え。久しぶりにまっとうなインド料理の店へ。同居人のオゴリという事だったが、ああ財布ないわと彼女。・・・どっかでもこんなんあったな。逆バージョンで。

車返してヨシコちゃんとこの家具配置換え手伝って出、伽耶院寄って帰路。六甲トンネルでも渋滞。会社で舞鶴若狭自動車道が無料になったという噂を耳にしたがその影響か。

帰ってフロ入って写真見て海モノの処理を行いまたフロ入って力尽き早めに寝る。

2010.6.6 天王寺動物園


天王寺動物園の狼が子供を沢山産んだという事を知って翌週、おりまる+チビと現地集合。場所はプールの前。それで分かるのかという疑問もあったが天王寺動物園に疎い私。プランナーまかせで当日。

JR天王寺駅下車。駅前商店街はなかなかエエ感じだがあまり時間がないのでオモテから眺めるに止める。看板に従い動物園方面へ。久しぶりに見る通天閣からは良く侘びた印象を受ける。噂に聞く新世界は商店街名であるらしい。賑やかではあるが規模はとても小さい。

入園料は\500。とりあえず狼のとこへ。途中妙な犬が横一列に4頭。大変に気になったが狼が先。。2010年生まれは随分大きくなってるがまだまだ子犬の脱赤ちゃんギリギリ。2009年生まれはもう立派な狼。10数頭の大家族はとても元気そう。ノイローゼ感のない見事な走りっぷりで檻の中を縦横無尽。壁に三角蹴り。鍵が気になる子犬。遊んでやってる兄弟(?)の顔がとても恐い。皆寝始めたところでそろそろ時間。待ち合わせ場所へ。

が、園内地図を見ると池状のものがいくつかある。プールってどれ・・・多分あっこや思うねん多分あっこしかないねん多分と消極的に口中でもごもご言う同居人。不安を抱えつつプールと思われるとこの前で待機。本来、薄笑いを浮かべつつヒマそうに横たわっている茶色い動物用の池である様だが、ハバきかせてるのはアオサギ。大騒ぎの彼らに大層迷惑そうなゴイサギ

何故アオサギが大量に居座っているかというと、アシカえさの魚狙い。同族が足元をチラチラする度激怒・・・川行け。そんなこんなでおりまる達と合流。しばらく見ないうちに少しばかり大人っぽく・・・はおかしいが、赤ちゃんからちょっと子供寄りになった感じのジェイ然くん。と思ったがこう見ると赤ちゃん丸出し。同居人が早速泣かす。激化するアオサギの闘い。しばらく立ちばなし、園内巡り。

ゾウは砂浴び中。鼻息が見えるので面白い。水浴びも始める。鼻息が見えるので面白い。ざぶざぶと目の下まで深い池に潜り、伸ばして鼻息。反動で戻った植物をムシる。鼻息は見えないが面白い。フロ上がりに再び砂浴び。当面の目標をハンコ集めとし、先へ。

地図みながらハンコ収集ルート。タイ王国風にした一画にひとつめ。ふたつめがゾウのとこ。次はどこかと地図見る。あれ?もう終わりやん。ハンコはふたつ。ゴールもゾウのまん前。楽チン過ぎる。ともあれ完走処理。もがくジェイ然くんは同居人が抱える。観念したのか、今度は泣かず。ハンコ集めの商品は動物折紙。先へ。

イライラしてそうな白い熊のとこにアレがあったのでやって貰う。白い熊の先に黒い熊。くるくると鳴きながらこづき合う。象乗って泣いたジェイ然くんを解放し、猛獣見たりしながら鳥の楽園。

楽園内部は広い放鳥場に控えめな拵えで人用通路とささやかな展望。当たり前の様にそこいらに立つ白菜が面白い。巣造り中のコサギが別の一羽に突撃され甚だ迷惑そう。あっちこっちで抱卵。ドジョウ咥えて走り回るコサギがおる。その辺の水溜まりにドジョウ放してんのかと思ったらご馳走パレットが用意されていた。稀にも見える。髪型が大変に良い。

出てちょっと行った東屋で昼食。昨晩揚げたニワトリを仕込んだおにぎり。ジェイ然くんはお休み。おなかも落ち着いたところで先へ。

らくだのとこ。オカン(?)は妖怪じみてるが子供はとても可愛い。そしてオトン(?)・・・下唇がふるふるしてる。猛禽檻の食卓に並ぶ動物の肉を食べるスズメ。カンボジア以来の地獄鳥。ハイエナも目的のうちのひとつ。探してみるが見あたらない。しばらくがんばってみたところほぼ死角の、通りすがりでは見えないとこでフテ寝。3頭いたのが1頭になってるらしい。石の猿

ジェイ然くんの食事休憩我々のタバコ休憩を終え、そろそろ引き上げという時になって例の妙な犬3頭。これは神様が私に与え賜うた贈り物。やらねばなるまいと\100投入し、開始。過去、桜の季節に芦屋でやってたオジイの不手際に苦笑したものだが侮るなかれ、結構難しい。割り箸が太ってくると空回りする。一応それっぽく仕上がったものを同居人に渡し意見など述べていると、若い婦人と若くなくなって久しい婦人がそれぞれ犬と遊ぶ様子。若くなくなって久しい婦人など相当の手練風。観察する事に。

若い婦人は私より若干ヘボい程度でまあ普通といえる。しかし若くなくなって久しい婦人は大変。2枚1組のティッシュペーパーを剥がして1枚にしたものを3枚にオロした程にもなってない様なやつをダイレクトにがぶり。いまいち具合よくなかったのか、空いた方の手で出現する霞を直取り。挙句の果てにはコレを割り箸にぎゅうぎゅうと握り固着させる。ふわふわがウリであるはずのお菓子は宮島名物握り天の如く仕上がる。そして彼女の影響か、並んでやってた若い婦人もかなりやさしくではあるが、同じ手法で仕上げる。

彼女らが去り、ひとしきり意見など述べ、おりまるが始めた途端ジェイ然くん号泣。そんなこんなで意見を述べていると若くなくなって久しい婦人が再挑戦。やり方は前と同じ。ムウ・・・ほんで若い婦人も再び現れる。犬の力、侮り難し。引き上げる。

新世界通ってJR乗って大阪で解散。猛獣のひげは意外と柔らかかった。

2010.5.4 京つぶし(東山)


二度目の京都町家泊。e夫妻と食事してから散歩しながら宿行って近辺散歩と銭湯。翌日は平安神宮・銀閣寺・かご弁・南禅寺を固定イベントとして後はテキトーに。と予定。

朝から出て阪急河原町下車。手拭屋に寄って背景の赤い猫のやつ買う。思いのほか時間を費やしてしまい、他寄り道せず待ち合せの料理屋へ向かう。同居人が拵えた地図が大変によく出来ており、時間前に目的地発見。店の前を流れる小さい川にゴイサギ。いっぷくの後、店内へ。

川床のある店という事だったので或いは・・・と日光を恐れていたが、日除け簾のある席でひとあんしん。少し待ってe夫妻。乾杯して。つもる話。彼らはeお父さんのおばさん家に泊まってるらしいのだが、このおばさんという人がなかなかに興味深い人物。熊野古道の特大ミミズ・旅行・関東の話。食後テキトーなとこにあった喫茶店。つもる話。駅まで送って八坂神社

長い事我々の京都だったここ。最近他所つぶし始めたので久しぶり。とても懐かしい。のろのろ歩いて休憩して。円山公園隣接民家の鉢植えで寝る猫鳥狙う猫。以前から気になってる宿を探しもって歩く。近辺にふくろうやらむささびやらが住まうという宿がこの辺にあるはず。奥へ抜ける。こんなとこまで来たん初めてやなと同居人。

公園抜けると涼しくて雰囲気も良い。小さいくて立派な社があって、問題の宿。なるほど。ここなら猿がおっても不思議ではない。少し偵察。屋内もよさそう。いつか泊まる際には連泊を望む。今晩の宿へ向かう。

見た事ある風景だなと思うたら知恩院。入った事ないが。 それにしても立派な門。何世帯住めるのか。先へ行くと大通りに突き当たる。ここも見覚えが・・・あ ごんちゃんらと泊まったのも記憶に新しい、手違いの為しぶしぶだったわりに意外と気に入ってしまった東山YH前の通り。へー!へー!と感心しつつ宿着。

受付に座っていたのは先日西陣で御世話になった宿の女将。・・・何しとんアンタ。屋内をホドホドに案内してもらい、部屋。庭に面した縁側付。部屋の鍵と暗証番号カード。門限はないが戸締りはされるという事。たばこは対岸の縁側でみながら。同居人と女将。彼女らの後ろは我々の寝床。一旦部屋に戻り用意して食事に出る。

面白い焼き鳥屋など数件教えてもらい、その他食事処の記された地図持って出るが空腹に負けて近所のスーパー弁当を持ち帰り部屋で食べる。食後再び出る。今度はフロ。

今回手拭持ち。地図みながらぷらぷらとフロ屋着。小ぢんまりとしたとこで、屋内待ち合わせ場所がない。サウナ室には砂時計。40分程で出る。連れ立って散歩。地図に載ってた他のフロ屋の場所も確認しておく。にも寄ってみる。閉まってると思ってたが開いてる。が、暗くてデカくてコワイのでホドホドで退散。女将お薦めのたこ焼屋を見つけるが食欲ないのでパス。宿がちらほら。平安神宮まで行って帰る。

宿前の店ではやんごとなきものセール中。さすが京都。宿戻って玄関の鍵を開ける。甚だ怪しい同居人。手元の布を頭から被ると完璧。くつろぎは正絹の長襦袢。肌触りも柄もエエのだがかなり小さい。お茶点ててフトン敷いて歯磨いて本読んで寝る。

翌朝、人の少ない平安神宮の庭を見る為開園時間に合わせ手早く身支度を済ませ出る。辿り着いてみると神苑は無人。今まで桜の時期にしか来た事なかったのか・・・その落差にやや焦る。記憶にある神苑は捏造したものだったかと思う程に風景そのものが違って見える。長めの一本道にも人影なし。先の茶店に老夫婦が一組。

歩き見るうち、エライもの発見。水際をせわしなくつつく。かぷかぷかぷかぷ・・・総勢7羽の賑やかな食事風景。近くにいたオカンと思われる大人は値踏みする様に我々を睨む。チビどもはその間足元でずっとかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷ・・・人間の老夫婦も現れええ加減鬱陶しくなったのか、引越し

神苑入ってからここまで目にした他人は関係者含めて10人足らず。まだウロウロしとるカルガモ家族。うしろから見たほっぺたが・・・掃除人によると、一羽減っとるらしい。無人の橋を渡り、葉に映る水面からの反射光をしばらく眺める。撮ってみるが写真におさめるのは難儀。庭を出る。遠目に桃色の花びらをつけた背の低い木。確認の為寄ってみるとおみくじ。ちょっといい。出る。銀閣寺方面へ。

神社があったので寄ってみる。祀られてあるのはウサギ。ひとまわりして神社横の細い道を上ル。程なく霊園の間を進む様なかたちとなり、立派な寺に出る。靴脱いで本堂に入ってみるとお経唱えながら太鼓を叩く僧。デカイ仏画からカラフルな紐が出てる。この紐をどうにかするとエエらしい。お土産コーナーもある。寺出て歩く。

道の傍らに塔頭っぽいのがぽこぽこあって東福寺を思い出す。それにしても暑い・・・時間にしてみれば黒ウサギから30分程なのだが結構疲れてくる。エエ参道なんかも見かけるのだがパス。逆立ち犬の先も気になるが、果てしない上り参道に阻まれこれもパス。住宅地の間を進む。前方の山に【大】の文字。結構小さい。そんなこんなで哲学の道。これを北上。

歩き始めてまもなく、同居人がアレやん。ここアレやん。ほんでアレふたつ。早速同居人の龍馬ピンチ。私の龍馬はこの通り。ほんで追い討ち。最終的にはこんな感じ。たっぷり遊んで銀閣寺へ向かう。

途中、哲学の道沿いに店出しとる布屋で首巻き買う。同居人ふたつ私ひとつ。お土産参道もなかなかのもの。同居人服買う。銀閣寺はごっつい人。砂で作られた巨大プリンが面白い。人は多いが金閣寺に比べ動ける範囲が広いので随分楽。水の庭もエエ。水のないところもエエ。見晴らしもまあまあ。参拝料は金閣より\100高の\500。相当気に入り、出る。

予約しておいた昼食用のカゴ弁を受取る為、弁当屋を探す。ちょっぴり迷った後発見。あったー言うて入ろうとするが、開かない。控えめに力入れても開かない。少しメキ言うまで力入れても開かない。と思ったら入口はトナリのスーパーの裏口みたいなやつっぽい。扉を開けて入ってみるが人影なし。中で食事を出来る様なとこでないのは分かっていたが無人とは。

同居人が声を上げると、食品工場の制服みたいな衣装の若いお兄ちゃんが上の階から現れる。分かりにくい入口にケチつけると僕も間違えましたと彼。弁当受取り食事場所を探す。近場ではやはり銀閣寺辺り。なので再び銀閣寺の方へ。

哲学の道の東の筋が結構エエ具合。銀閣寺最寄の法然院。門越えて先に行くとゲッゲッゲッゲッギョッギョッギョッギョッゴッゴッゴッゴッと沢山の不気味な音が聞こえる。カエルらしいのだが姿は見えず。がよー咲いとる。手水石臼の様なものの注ぎ口に葉っぱが粋。入った門から出て南下。木と木漏れ日と苔との気持ちいい道は高野山を思い出させる。南禅寺までこの調子で行ければ嬉しいのだがそうもいかず。程なく車道へ出る。40年石に絵描いとるというおじいに声かけられるが丁重にお断りし、先へ。

えらく暑いのでそろそろ弁当が心配。と思ったらエエ所に自販機東屋。人類共有スペースではあるが幸い人通りはほとんど無いのでゴハンにする。広げた弁当は一度写真で見た通り、ぎゅっとつまって大変可愛らしく、おいしそう。クマンバチが妙に多く、コレが気になる同居人。大いに期待していた弁当はがっかりさせないシロモノ。また食べたい。ちになみに後日調べによるとクマンバチは温厚で、オスなど針すら持たないとか。食後再び哲学の道。南禅寺を目指す。

30分程で南禅寺。歩いてると見覚えのあるレンガ造りのデカイ水路。京つぶしの下調べで何度か目にしていたがこんなとこにね。ふーん。登ってみるとホンマに水路。感心して近くの。一周して畳部屋覗いて出る。

暑くて疲れる。丁度いいところに休憩小屋。これを使う。先ほどの水路が正面に見える。居座ると動けなくなりそうだったので早々に出、帰路。のつもりが山門オープン。登らねばなるまい。暑くても疲れてても。急勾配の階段を昇る。モノは極上。大量の人がへたり込む有様は異様だが同化してしまえばエエ気分。ぼけーとしながらその辺撮る。

トナリの家族の子供が珍しく可愛かったので少し相手する。同居人はもっと相手する。ほどほどで降りて今度こそ帰路。南禅寺に近い憧れの旅館の前でこっそり記念撮影し、途中何度か自販機で水分補給しながら阪急。

近所のスーパーで揚げそばの用意買って帰って食べてフロ入って写真見て寝る。

2010.4.24 京つぶし(西陣)


二度目の京都泊。阪急大宮から北上し、西陣織センターやら晴明神社やら寄りながら宿へ向かい宿泊、翌日は北野天満を中心に後テキトーに。と予定。

同居人のお稽古帰りを待ち、用意して出る。ハラ減ってたので、梅田で例のやつ。後から来た客人がわかめうどんを頼んだと知れたその刹那、がばと顔を見合わせる我々。好みの問題なのでとやかく言う筋合いではないが・・・

あらためて特急で京都。烏丸まで行ってひと駅戻るか桂で降りてふた駅鈍行か悩むうちに桂通過。電車で戻るつもりで話していると、ひと駅くらい歩いたらええやんと同居人。というわけで烏丸。歩くうちに、先週臨時休業で食べる事の出来なかった豆餅屋。入ると無人。奥で電話してる声。待つ間に商品を物色。豆餅は売切れらしい。先週は休業で今日は売切れかいと同居人が苦情。別の商品ひとつづつ買うて出る。

二条城着く頃には暗い。先に市内でよく見るスーパー。更に先に8割閉まった商店街。隙間覗きながら歩く。そうこうするうち晴明神社。傍らに有難そうな建物。ちょうどいいところにいた大型犬と記念撮影。テキトーに見て先へ。

堀川寺之内からうねうねしながらも奇跡的に最短一筆書きで到達。入る。旦那の案内で手洗いやら洗面やら確認。入ってすぐの喫煙所には屋号をあらわす。金魚部屋から共有くつろぎ部屋への廊下は経年による鶯張り・・・よりは猪張りに近いか。場合によっては見事な音がする。

辿り着いたのが遅かったのですぐに食事。部屋に荷物置いて共有くつろぎ部屋へ。192cmの長身から生み出される豪華な夕食・・・多い。ちなみに写真のはまだ出切ってない状態。刺身・ほたるいか・ゆば・天ぷら等の他、海老やら自家製野菜やらを卓隣の炭火で焼いて食べる。紅麹の味噌汁が素晴らしい。なんとか平らげたところにデザート。ちなみに米も自家製。食後、長い事火鉢で遊ぶ

断腸の思いで火鉢前を去り、女将が教えてくれたフロ屋ついでに喫茶店。道中えらく寒い。喫茶店は割と遅くまでやってた様だが火鉢遊びが過ぎ、間に合わず。22時をまわっているにもかかわらず近辺意外と活動中。フロ屋は入浴料\400。電気・泡・薬・檜・露天等、フロ豊富。外人もちらほら。サウナ室にはテレビ付。いくらも居ないうちにゆでダコ。待ち合わせまで時間あったが早々に出ると既に待合で放心してる同居人。少しばかりボーっとテレビ。帰りにお茶買って宿

夜遊び組への心遣いか、玄関に小さい灯り。出入口は鍵無し。金魚部屋でちょっと休憩。再び共有くつろぎ部屋で小一時間火遊び。部屋戻って寒さに震えながら寝る。今回野点セットは沈黙。無駄な荷物となる。

天神さんは早朝6時くらいに始まるという事だったので、荷物宿に置いて出てチェックアウト迄に戻ってくるという予定であったが寝坊。開き直って金魚部屋でちょっとひといき。えらい寒いと思ったら正面吹き抜け。猪張りを通って朝食付きの客人らを横目に手洗い。チェックアウト。荷物持って北野天満宮。

神社の南側、今出川に突き当たる参道から入ると食料屋台が続き、これが切れた頃に衣料がちらほら。気になった手袋屋で同居人がふたつ。私もエエと思ったのだがしっくりくるのがなく買わず。先の着物屋台を物色。長襦袢ないか聞く。アンタが着んの?ちょっと待ってな。男物の襦袢あったで。どっかあったで。あれ?あれ?待ってな。ほらあった。背なんぼ?ああ小さいな。ないか?これや。しょうけんか?

よう喋るご婦人だと思って聞き流していたが、しょうけん?確認すると、絹である事が判明。アレか。しょうけんて読むのか。Webで着物探し回ってると目にする正絹。これをしょうけんと読むらしい。まあまあのがあったけど\3000。それくらい出すなら通販で探せるのでパス。

宿の人が言うてたタコ焼屋があったので寄る。同居人がガラの悪そうなコックに、ウマイと聞いて来たと言うたところ、誰が言うとったん。そんな返し方されると思ってなかった同居人、いやあ・・・宿の人。と何故か弱腰。すかさずどこの宿と追い討ちをかけるコック。あの・・・ええと・・・むぐぐ・・・言うたら分かるんかと宿の名を出す。知らんとひとこと。そんなこんなで仮設席で食べ、天神さん参り。

長襦袢が並ぶ店があったので寄る。あいだにきとん?と薄毒吐きでテキトーな店主。日常生活の合間に着物を着ておるのかと言う質問だと解釈し、そうだと答える。しばらく毒かわしたりはねかえしたり。結局\1000×4着。ひとつはボロいという事で、くれた。近所の八百屋を思い出す。

天神さんの大まかな印象は和服と古道具メイン。あと買い食い屋台。境内もさることながら外周も大変な事になっており、全部本気で見きれるものではない。半ばパニックを起こしに逃避。たたみかけで寝るおやじ。日本で二番目においしいわらび餅で休憩。ふらふらになりながらもひと通り見て境内、市のない部分を歩く。

が妙に可愛い。建物もエエ。背の低い木と建物のバランスがエエのか、とても気に入る。市のない時にあらためて。平野神社にも寄る。予想外に近い。こちらもエエ。付属公園にクマ・・・?ひととおり歩いて再び天神さん。こんぺいとう買う同居人。返す刃でくじ付たこせん。ハズレ引いたらしく、いっこももらわれへんの?と不安気に店の小僧に尋ねる彼女。ハズレてもひとつはもらえる事が分かり、嬉しそうに手を出し配給を待つ

たこせん終わらして天神さんを出、宿の人に教えてもろた親子丼屋。ホンマは水炊き屋らしいが。親子丼を必要としている者は二階へ・・・といっても、昼間は親子丼しかやってないという話。食事部屋は天井低く窓でかく庭が見えて風が吹き抜け大変に気持ちいい。食卓も低い。どんぶりは少し塩気多いがなかなかイケる。得体の知れないスープ付\800。出る。

宿の人が、町家造りでええよと言ってた蜂蜜屋にも寄ってみる。冷やかし半分では入りづらい雰囲気だったので外からチラ見。品揃えは豊富。蜂蜜好きにはええかも。同居人が気にしていた御菓子屋へ。

辿り着いてみると想像していたのと違ったらしく、物色に真剣さがない同居人。私も同様。よその御菓子屋より秀でた商品が目白押し、というものではない。ただ、日本酒が入った小粒の砂糖菓子は素晴らしいもの。自分達で消費するにはアレだが手土産として非常にいい。二階に上がり、職人が目の前でお菓子を作ってくれるお茶セット。お茶は点てられたものが運ばれる。結構な御点前をいただき、出る。

清明神社にも寄る。結構人おる。敷地は小さい。例の橋もミニチュアレプリカ。昨夜見かけた有難グッズ屋に寄り、有難い糸巻きと有難い火打石を購入し、有難い耳かきをオマケに貰ったのだがこのオマケ、我々の前に会計してた人が\3000でオマケ付くから選んでと言われており我々\2000程度。オマケ無しやなと思てたら、さんぜん・・・あー\2000でオマケ付くから選んで。という流れで入手した貴重な逸品。先へ。

宿で出た味噌汁に使われていた紅麹味噌を入手する為、簡易地図見ながら味噌屋。ふふふこれであの味噌使える。他にどんな味噌あんねやろとドキドキしながら扉の向こうの立札に激昂。しててもしょうがないので御所から帰路。砂利道のせいか、ここにきて妙に歩き疲れる。テキトーに寄り道しながら帰宅。晩ごはんはeマフィン。ランダム削ギハムが合う。

2010.4.18 京つぶし小(錦市場と御室桜)


ごんちゃんらと京都一泊現地集合を予定。

当日朝。食事の時間を確認する為、予約してた宿に電話。が、予約入ってないと言う。・・・まあせっかく電話したので食事の時間を確認。が、食事は出してないと言う。・・・別のとこ予約してしもうたらしい。でも、どこに・・・?

宿無しの上キャンセル料100%は非常に具合悪い。おまけに今回はごんちゃんとその娘も一緒なので最悪彼女らも道連れホームレス。というわけで必死の調査。甲斐あって無事宿確認。サイトを確認すると、宿の感じは研修施設に近い。予定してたトコはなかなかに風情ありそうなトコやったのだが・・・しょんぼりしながらも中断されていた朝食を終わらせ、出る。

JRで京都駅。徒歩で北上。結構面白い通りも見かけたが出すのが面倒でカメラはしまいこんだまま。見覚えのある寺は東本願寺。ここで同居人に促されカメラを出す。立派な門に階段。どうにか昇る方法はないものか。振り向くと京都タワー

町中を結構歩いて待ち合わせ場所の漫画ミュージアム。芝生でゴロゴロと本読んでる人々が羨ましい。探す程もなくごんちゃんらと合流。新京極など寄り道しながら忍者レストランを目指す。商店街に面した神社には津和野で見た様な獅子舞のアレ。そんなこんなで忍者レストラン。

お土産ちょっと見てクレープ屋覗いて迷路。内部は板で仕切られており、かなり暗い。呼吸に支障が出る程びびるチビ。受付で入場料\300支払い懐中電灯借りて掛け軸ビンゴ。時折現れ叱咤激励しては去る忍者達。修行の成果を出口の上忍に見せ、宝箱から複数垂れる紐を人数分選択。端の紐を選ぶチビに対し、端っこの方はやめた方がよろしいと忠告する上忍。ハズレふたつとアメひとつにクレープ屋で利用可能な金券がひとつ。

迷路出てクレープ屋。忍者クレープならではの黒いクレープは\280〜\480程度と普通な値段で結構エエ。当然こさえてくれるのは忍者。姫やら殿やらと呼んでくれる。忍者区画を後にし、川の集まりに気を取られたりしながら宿へ向かう。

結構歩いたが特に迷いもせず宿。思いのほか遅くなったのでチェックイン後すぐ夕食。味はともかく、塩辛くて食べるのが困難。おかげで米ばくばく腹ぱんぱん。食後ごんちゃんらは部屋に居残り、我々は散歩に。

近くの川覗いたあとテキトーに歩いてると南禅寺。気になる宿や料亭があり雰囲気も気分も良く、妙に盛り上がる我々。初めてと言うても過言ではない京都泊。常の事なら帰らねばならん時間にぷらぷらしとるのがたまらん。帰りにコンビニで石鹸買うて宿に戻る。

部屋に入るとチビの手品を見せられる。何事も無い箱に入れた消しゴムが消えるというモノ。彼女の手品を堪能した後、手土産を出す。渡そうと思いつつ忘れたまま3年程所持していたナルトのバッヂ。うちはの兄がチビ、弟が母のものとなる。色似てるから目だたへんよなあ・・・と言いながら鞄の飾りとなった弟を若干不安そうに眺めるごんちゃん

同居人の手土産はナルトのカード。確か随分前のアイスのおまけ。これを使った即席の遊びが延々と続く。敗者として堂々と先に抜けた同居人は嘲笑うかの様にD70を使う。食べ物ナドが勝者に贈られる場合にはこの手の勝負に強い彼女だが、何故かこのような時には都合よく負ける。寝る。

早めに起きて朝食前の散歩。アオサギ・ハト・スズメ・セグロセキレイ・ツバメ等。ごんちゃんらは居残り。と言うか、寝とる。部屋戻ったらフトンたたんでくれてた。ぐずぐずしてる彼女らを部屋に残して先に朝食。セルフ珈琲紅茶・スープ・食パン二枚・ゆで卵・魚肉ソーセージ・ヨーグルト等。結構豪華。

部屋の鍵。と、持ち帰ったはいいが何となく捨て難くて置いたままにしてあった、前行った時の金閣入場券。今回金閣行も行程に組まれているので現地で廃棄する予定であったが、エエとこあったのでここに挟んでおく。ぐるぐる回るナドしてひとしきり遊んだ後、出る。

最初の目的地は錦市場。川で花びらを拾いたがるチビ。道中コンビニの前にこんなもの。再び新京極。ディーさんへの土産を物色する同居人。商店街を通り錦天満前で右。ちょっと行って目的地。観光客が大挙して押し寄せるとびびらされていたが、時間帯のせいか大したことない。

とりあえず小さいタコにうずら卵をねじ込んだやつを買ってみる。だしまき買って子持ち鯉買って生麩餅買ってへんな和生菓子買う。生麩餅はまだ凍っとるから30分くらい後に食べるよう言われる。同居人もごんちゃんもなんか買う。

市場抜けて大宮から嵐電で仁和寺。境内行く前に昼食。自分らでは選択しない店などに連れて行かれるのがなんとのー嬉しい。仁和寺へ。

緑色の桜。何となく釈然としない。ごっつい人出。気になる御室桜は盛りを過ぎた頃ではあるがなかなかエエ具合。それにしても桜の時期やから入場料\500って・・・いやええねんけど別にええねんけど。

スマートなツグミ。食べずにおいたをここで消費。身はやわらかく子供の頃食べたナマズを、卵は一粒づつが固めで田舎のとうもろこしを思い出させる。桜の下に設けられた席にホホエミつつ臨時有料区域を出、お土産と買い食い。宇治で買うた茶碗と同じ様なのが10倍くらいで売られてて驚く。

嵐電・阪急と乗り継ぎ帰路。夕食は帰りに寄った弁当屋の弁当。珍しく半分残す。写真見てフロ入って寝る。

2010.4.4 京つぶし(醍醐・宇治・八幡)


自分で動くにはやや億劫な宇治。様子見という事で日帰りのバスツアー\7800。

6:00起床。昨日下準備しておいたパンと野菜と肉で朝ごはんひとつと弁当ひとつ。単車で出て三宮駐車場(南)に停め東遊園地辺りでバス待ち。出発して谷上と岡場で客人拾って西宮名塩で休憩。寝て起きてえらくうまいサンドイッチ食べたら醍醐寺。ごっつい人。

添乗の人からパンフレット貰って目前の三宝院。仁王さんはおちょぼ口。入ってすぐにお土産屋と立派な桜と立派な建物。他行けるとこはなさそう。今日は屋外を楽しむ事にし、建物には入らず三宝院を出、気分よさそうな方へ。

関所でパンフレット見せて通過しようとするが、その紙ではこの中に入れないと言われたので引き返す。パンフレットを見ると、三宝院に庭園がある事を知る。再び三宝院。靴脱いで袋に入れて屋内。ごっつい人。通勤電車には若干及ばない程度の人群の間で落ち着けるワケもなし。

庭は回遊式の様だが枯山水風のとこもあり、枯れた部分が意外とエエ具合。襖なども良いものを置いてるらしいが、これは今のところ理解できない。

そんな事してるうちに集合時間まであと10分。出口はまだ先。通路は狭くなり更に歩きにくくなり、やや焦る。それでもギリギリ時間前にバス着。何も見れんかったとは言い過ぎであるがまあそんな感じ。とはいえもとより今回堪能するつもりなどなく、再来したい所かそうでないかを見極めるのが重要。で、同居人共に気に入る。

出発。寝て起きたら宇治。これまたごっつい人。ほんで待望の宇治川クルーズ屋形船昼食・・・は、いまいち。決して人をバカにした様なモノだったワケではないが、最善の二階級下くらいの努力をしていない感じ。でもまあ楽しいのでかまわない。

昼食終わって散歩。ささやかな屋台と市が立つ。市の内容はというと、我々にとって超タイムリーな陶器。出てるとこ全部覘いてよおに吟味して茶碗ひとつ。同居人はふたつ。てな事してる間に集合時間。陶器の吟味に夢中で写真撮らず。バスまで戻る途中、鵜飼が出る。少しばかり眺め、ええもん見れたねえ得したねえと言いながらバスへ。

寝て起きたら八幡市駅前。もたもたした後、ケーブルカーで男山。どこ行ったらええのんか分からんままテキトーに進む。左手の木漏れ日苔がエエ具合。竹林は立派でたまにカコンとええ音させる。深夜のヒメボタル探索の時などはこの音に恐怖したものだが。

少し歩いて神社。 割と手水好きな同居人。裏手にまわると社の柵(?)に長四角の布がひらひらと並ぶ。名前やら願い事やら書いて吊るすらしい。吽のむーんて感じに点滴麻酔の様なゆるやかさで和む。前足に光る装飾も良い。退屈した・・・というか最初から退屈気味の同居人はこんな感じ

境内に並ぶ石灯篭は不揃いでエエ。が、意図的に見せようという気はない様で、邪魔にならんとこへ置いてる感じ。極端なところでは、檀家お布施番付掲示板の様なデカイ板の裏など。

表へ戻って吊灯篭など撮る。その間同居人はヒマそうにボー。本当は忙しいのかもしれないが。境内を後にし、広場に出ると桜の木がそこそこ。本来訪れるべき場所はこちらであったらしい。時間無いのであわただしく下山。最後の観光場所へ徒歩。河原に映る影が強制労働を思わせる。

辿り着いた背割堤。桜のトンネルと称される桜は確かに立派。人多い。頭上で騒ぐヒヨドリ。テキトーなところで引き返し、侘しい祭り提灯をくぐってバスのとこまで。さすがに寝すぎたか、帰りはあまり眠れず。八幡から岡場まで渋滞もなく、1時間弱。意外と近い。

三宮で同居人の大好きながんこ寄って帰ってフロ入って写真見て寝る。

2010.3.1 岐阜行


モーニングコールで目覚め身支度を済ませ朝食。粥がさっぱりしてて良い。部屋に戻りひと息。外は一部靄。荷物持って外へ。昨夜は気付かなかったが、足湯小屋の脇にはステアリングシステム搭載の立派な荷車。出発。途中、赤かぶの里というお土産処。大きくて結構楽しい。バスが出ると店の人が並んで手を振ってくれる。はは。

次の目的地は、添乗員さんが言うには今回のメイン観光地である氷点下の森。宿の人が川から引いた水撒いて凍らせて作ってるという。え・・・?人工なん・・・?その氷群は自然の美しい青色である等説明してくれる。でも人工なんやろ・・・?道中凍ったダム沿いを通る。岸辺りは若干融けてるらしく流氷プカプカ。

辿り着いてみれば侮るなかれ。綺麗な青色の人工氷群は不思議な感じでかなりエエ。資材置場風のトンネル小屋の奥、裏側の色もエエ。そこら辺歩いて見回る。同居人も気に入る。風の影響か、連邦の白い悪魔の胸部ダクトを思わせる粋な紋様。見事。足元に穴ポコ。覗き込むと水が流れてる。・・・今立ってるのは川の上?ちょっと恐くなる。熱心に見入る同居人。何をそんなに見ているかというと、氷の継目。これがどの様に融けていくのか気になるらしく、手で押さえては体温でコレを暖めたりしてる。いつまでもやってる。みてて飽きないが時間がない。結局半分くらいしか見れず。越えて集合場所まで戻り出発。車窓からの眺めもなかなか。

寝て起きたら高山。駐車場から古い町並みへの反対、寺溜まりへ向かう。都合の良い事に、東山遊歩道なる観光道がある様なのでこれに従って進み、階段を上がる。上り切ったとこの門は鐘楼になっており、鐘への階段もあるがこれは立入禁止。テキトーに見て

東山遊歩道は、付近の寺毎遊歩道になっており、通り抜けながら次々まわれるのが良い。いくつか抜けたところで退屈してきたか、姿を消す同居人。はみ出とるが・・・周辺はほとんど寺だがここは神社。鳥居は石円柱無反のやつ。狛犬は稀にみる大物。この神社は東山遊歩道から外れている様。上まで行って引き返す。戻る途中同居人が犬に銭。置くとこないーとしばらく供え場所に迷う。次。

十王様という見慣れない言葉。その小社には10体以上の石像。境内抜けて公道。地下道抜けて次のとこひと巡り。植込みに屋根。次行く途中、飛び移るまでもなく道から乗れそうな屋根

次は神社。狛犬は並。板氷蹴りに夢中の同居人は階段に残し、上見に行く。社の一部に金網がはられており、これに覗き穴が用意されてる。これは当然覗けという事であろうと心得るが、覗き穴からマイナスドライバーが出てきてガコガコするとこを想像してしまい、少しびびる。目を持ってくと澱んだ冷たい空気がゆるゆる出ており不気味。中は想像より空地が多い。引き返し、階段まで行くとまだやってる。ラスト二枚の処理を待ち、次。

遊歩道にYHの看板。泊まる事も無いと思うが一応心に留め置く。こちらの植込みには蓆。所々でみかけたごっつい芝刈機の様なものが除雪機である事が判明。庭に変わった色の池。橋は渡れない。先の見所は少し遠そうだったのでこの辺りで別ルートで引き返し、集合地点へ向かう。

添乗員さんにもろた簡易地図を見ながらテキトーに進む。ちょこちょこなどあるが、時間ないので生物有無の確認する余裕もなくすたすたと行く。同居人がアレ、アレ、と指差す先に趣のある貼紙。道沿いの創作金属雑貨屋みたいなとこの店頭にエイリアン椅子。右手のどぶは桑ちゃんへのお土産。

再び来る事になるとは思いもよらなかった古い町並み。印象は以前と同じでわくわくしない。その為か、飛騨牛にぎりもさほど・・・マズイというワケでもないんだが、近所のスーパーでちょっとエエタタキかローストビーフの半額買っておにぎりにのせた方がイケルと思う。店舗による味の差がかなりのものなのかも知れないが。飛騨牛串も同様。値段も同じ\500。同居人が桑ちゃん土産もうひとつ買って古い町並みを出る。

古くない商店街を通り集合場所へ向かっていると気になる黄色くて四角いやつ。水向けると少し心が動いた様子の同居人。買うたろと太っ腹なとこを見せる。支払いの際にあら・・・小銭ないわ。あら・・・小額紙幣もないわ。店のオヤジとその辺ふた言み言。結局同居人が支払う。ともあれこれ気に入った同居人。いくつか追加購入し集合場所。ぼちぼち皆集まり出発。

途中、巨大クワガタやお祭博物館のある土産処。昆虫館ではリスと遊べるらしい。冬眠中だったが。更に二度程休憩。後は帰るだけ。皆、車窓もお菓子も雑談も寝るのも飽き、自力で退屈と戦うのが厳しくなってきた頃、DVDが流される。見事。そんなこんなで三宮。さよならを連呼しながら下車。別れの挨拶に対する皆の反応は良く、結構面白い。

更に市バスで自宅。荷物バラして土産積み上げて風呂入って写真見て寝る。

2010.2.28 岐阜行


バスツアーで岐阜へ行く事になる。荷物は8割お菓子。

当日は9:00三宮。8:00頃出、食事処を求め少しばかりうろつく。3軒ほど見、その中のひとつで朝食。何故か考えていたものと違うやつを注文してしまう。主に上食べる同居人。

集合場所に着くと我々が最後だったらしく、すぐ出る。遅刻はしてないが何となくスマンと思う。陽が当るのでカーテン閉める。外見えないので眠くなる。寝て起きたら滋賀。休憩は黒丸PA。ここのトイレ、ちょっとエエ。手洗うとこがエエ。バスに戻り、いくらも走らないうちにまた寝る。

起きたら美濃。昼ごはんは宴会場の様な畳部屋で、これが妙に楽しく我々を浮かれさす。小グループ毎に席が決まっており、我々は向かい合わせ。隣のふたり組も同様。身内との向かい合わせを嫌ってか、席替えを持ちかけられ承諾。愛嬌のある姉と、姉とセットになる事で内なる魅力を引き出す様な印象の妹。結構面白い。蕎麦を平らげ、わっぱ蒸し。味は普通だが楽しいので2割増。ちなみに我々の隣の島の団体さん達はちょっと豪華。食後お土産見て外へ出る

休憩処の出入口に歓迎看板。いろんなとこでよく見るものだが、自分達が歓迎されるのは初めてかも知れない。ほどなく出発。出てすぐにバス停めさせたり寝たりして白川郷。随分昔から気になってたところ。幾度か近くまで来ながら寄る機会のなかったところ。アルベロベッロと姉妹都市・・・都市?まあ、縁のある土地と聞いて更に深く記憶に残されたところ。

実際に見た感じでは、キチンと整備された昔村風の観光地という印象。予想よりも若干テーマパーク寄りだがそれはそれ。出来の良いジオラマみたいでなかなかいい感じ。同居人は全くの村だと考えていたらしく、相当がっかりした様子。それでも買い食い。人波に逆らわず流され歩く。寺の前に。寺は工事中。買い食い屋があったので同居人コロッケ。私はコレ。びっくりする程おいしくなくて\420。同居人の食べた手作りコロッケも冷凍の自然解凍級だったとか。隙間覗きつつ先へ。

道沿いの溝に魚。・・・これってこんなとこにおるもんなんか?雪ごっつい。城跡が展望地になってる様なのでそちらへ向かう。道中結構エエ眺め。展望もなかなかエエ眺め。記念写真撮り売りの人が、アナタのカメラで撮ったげますと叫んでる。ひとつ頼んでみると、こんなことさせられる。記念写真撮り売りのカメラで撮ったやつも見てってねというので見る。同居人これを買い、降りる。

途中、観光客にカメラを渡し撮ってもらう。これは、どっか行ったらその辺の人にふたり写真撮ってもらおうと同居人が少し前に決めた事で、ちょっと楽しい。カメラ渡した途端走って逃げられるという事もなさそうやし。

合掌集落まで戻る。水が多くて清々しい。我々に残された時間はあと僅か。興味なさそうな同居人に、ひとつくらい見ときたいと訴え合掌の家\300。立派な造りで黒くて暗くて広い。一階に受付と広間と囲炉裏。中二階に使用人部屋。一階を覗ける小窓がついてて丁度囲炉裏が見える。火の見張り番でもあったらしい。二階は展示場。構造説明札があって小物がおいてあって大きめの窓からこの家の合掌蔵が見え、語りおバァがおる。

このおバァの語りがなかなか愉快。質問の暇を与えず流れる様に喋り続ける。屋根の葺き替えの事や集落内の水の事など。挙句、カメラよこせと言って強引に記念撮影。そして時間のない我々。彼女に捕らわれ逃げ出す暇なく、お蚕様の三階やその上にはいけず。無念。出る。

時間の無い中早歩きしながらもかまくら合掌家など、時折留まりながら集合場所へ。観光箇所を抜け、バス溜まりの前まで来たが歩道は迂回する様な造りでちょっと遠回り。何とか雪の上を転がるなりして近道できんもんかと眺めながら考えていると、埋もれた階段発見。なるほど。結局迂回せざるをえず。

またバスで寝る。起きたら飛騨の里前。下車して前の人について歩いてると、ゆっくり連打される太鼓の音。階段昇った先にあるお土産屋の中で飛騨衣装(?)の婦人がうれしそうに太鼓叩いてる。歓迎行動らしい。集団で動かないと見えない部分。奥に通されオマケの雪んこ汁。なにか食べさせてもらったというよりノーディナーな印象。ケチつけてるワケではない。念のため。

お土産ちょっと見て飛騨の里。ふたりとも口揃えて白川郷よりエエ。長靴や滑り止め用品の貸出などある。入ってすぐに池がありその向こうに建物。金閣寺と違いこちらはぐるぐると歩き放題。どこかで提灯ある家は入っていいと聞いたので入ってみる。

は黒くて暗くて広い。かまって欲しくなさそうな囲炉裏があって織機が数台。寝間は非常に寒そう。床の間に妙な飾り物。家出て外歩く。足元が危ないからか、立入禁止結構多い。先に雪だるま。目鼻を炭で拵えた大きめのやつ。次に入った家は土間に囲炉裏。見てて寒くなる。出てまた歩く。順路沿いに射的。ではないが、雛壇でもない。

また家があったので寄る。先に入った同居人が血相変えてコワ!コワ!言いながら引き返してくる。正体はコレ。確かに恐い。早めに供養した方が良いのでは・・・と思いつつ10枚くらい撮って出る。

同居人が好きな例のやつを大量に貼り付けた家が向こうに見える。アレ撮ってと同居人。アレ撮る。かなり暗くなり、灯りが派手に見え始める。池の傍に木くりぬいた樋があり、枯枝を束にした様なものが雪から突き出ている。例のやつを従え嬉しそうな同居人。ほんでまた人形。今度は一部を除きほぼ雛壇。屋内休憩所の様なとこがあったので入り、少しあったまる

もう夜。暗い里にあてられる赤緑黄の灯り。色付いた残雪はまるでカキ氷。出入口辺りまで戻ると振舞甘酒が出てる。さっそくいただきに行く同居人だったがまだ準備中らしく、しょんぼり戻ってくる。後でもらえるから。程なくもらえたので、満足気に池向こうのカキ氷眺めながらちびちびやる同居人。しばらく池前。来た時からあった篝火はまだ元気。

出てバス乗って寝て起きたら宿。歓迎は三味線。板長の振舞甘酒がおいしい。洋室やったら嫌だとドキドキしながら部屋。いかにも旅館な和室でほっとする。荷物おいて食堂。宿付いたらすぐに食事、という様な感じだったのでその通り動いたのだが我々の他に数名おるばかり。ちょうどエエ。人のおらん間にその辺撮ったりしながら待つ。

食事は刺身・蕎麦・ごま豆腐・植物・せいろ蒸用の豚やらもやしやら・茶碗蒸・みそ汁・米・飛騨の味噌炙りセット等にデザートと豪華。ごま豆腐は生麩を彷彿とさせる食感で同居人気に入る。囲炉裏にかけられた鉄鍋にはいった蕎麦の実の汁物もまたいける。食後部屋へ。

早速浴衣に着替える。上着がとてもいい。同居人も上機嫌。靴下なんとかならんのか。散歩に出る。外行く時にフロントの人が寒いでと上着貸してくれる。甘酒いつまで出してるか確認し、出る。玄関出てすぐのとこに休憩小屋。元は山盛りだったのか、笊にゼリービーンズがひとつぶ。傍らに設置された足湯はぬるい。

敷地を出て左に出、きつくない坂道を登る。・・・遠くに妙な灯りが見えたのでコレを確認するべく歩き続けるが結構遠い。未舗装の脇道があったので様子見に行く。同居人は待ち。雪解けでぐじゃぐじゃの道は結構嫌。奥まで行くと怪しげな灯りが遠くに見える。引き返し同居人と合流。更に少しだけ進むが断念。正体分からず。宿戻ってフロ。

露天がふたつあり、男湯女湯が時間帯によって入れ替わるシステム。今回岩風呂は殿。檜風呂は姫。これは深夜12:00まで。大浴場は24時間入れる。黒川も見習って。それぞれの風呂を30分ずつ程。人少なかったので、自販機アイス買いついでに露天風呂撮影。

岩風呂はわざとっぽくもあるが残雪あり。雨の日は脱衣所に用意された笠を被って入る。出入口。檜の方は同居人担当。風呂への道は寒さしのぎの為か、ビニールがはられている。風呂には人がいたそうで自粛。休憩所なかなかエエ感じ。宿内散歩した後大浴場前の休憩所で自販機アイス。しばらく水のんだりボーっとしてから部屋へ戻る。

寝とうないがそろそろええ時間なので寝る。

2010.2.20 京つぶし 洛南(仮)


6:00の目覚ましを消した上で二度寝。それでも7:25分頃にはJR六甲道駅のホーム。快速に乗る。高槻から普通にかわる。京都駅に着いたのは8:30頃。朝ごはんは先週に続きこんな感じ。あれやこれや言いながら東寺着。

拝観料は\800と高め。これに特別展示中の観智院の\500が加わる。池のカエル石の出具合はなかなか侮れない。少し歩き、楽しみにしていた立体曼荼羅を見る為講堂へ。

中は暗くて天井が高くて参拝客は多い。連子(?)の隙間から堂内に射す光が良い。高い天井の隅に見える階段も魅力的。曼荼羅の位置に配置されているという仏像達は少し高い場所に置かれており、デカイ。自然と見上げる事になるワケだが、曼荼羅の詳細を知らない私にとっては普通に並んでるのと変わらない。それでも知らんたれへの配慮か、簡素な曼荼羅マップが正面に貼ってあり、見比べると位置関係は把握出来る様にしてあるらしい。

照明ガンガン部屋の床に敷かれた金ぴかで原色を多用した分かりやすい曼荼羅の上にぽんぽんと配置された仏像群を想像していた私にとってこの状態は甚だしく地味。隣の金堂も似た様な感じ。仏像は少ない。出る。

そこかしこに積まれた消火バケツは他で見た事ない程大量。厚めに凍ってたので深夜の失火対応が危ぶまれる。首もげとか・・・堂前に蕾。季節の花が咲く頃はきれいやろね。撮ってる間に姿を消していた同居人を迎えに行き、特別公開中の五重塔へ。

ちなみに京都市では大掛りなイベント中らしく、至るところで特別公開。なのであんまり有難い気がしない。例えば期間限定お菓子の様な。

有刺鉄線で囲われた塔の出入口にはボランティアだかバイトだか本職だかの若者がおり、さわったらアカンよさわったらアカンよと言い続けている。中は暗くて狭くて人が沢山。仏像があって壁に絵がある。出るとジョウビタキ。雌も一緒におる。といっても相当離れてたが。

池のハタで雀が水浴び。肉眼で見てても気にしない様だがカメラ向けると逃げる。正面に金堂。枝にメジロ。背後に。出口へ向かう途中、撮らんでええんと同居人が五重塔を示す。ああええねんもう撮ったと言うが食い下がる同居人。いやあ実はあんま好きちゃうねんと打ち明けるが知ってると言う。彼女を納得させる為、テキトーに撮る。意外とエエ。出る。

有料区域は出たがまだ東寺境内。特別公開中の観智院を探す。池の魚に足止め食いながらも無事発見。中へ。受付は若者ふたり。抹茶もやってるので声かけて。ということ。とりあえず縁側。庭は龍やら亀やらの枯山水。これを楽しむには経験不足か。写経部屋覗いてみて仏像見て出る。

白テント赤テントトラックステンレス台等目立つ。イベントにしては遅いとあれこれ詮索してるうち、翌日は市が立つ日である事に思い当たる。後ろ髪ひかれつつ賑やかな境内を後に。

それにしても東寺、撮影禁止の貼紙などが目立つ。消火バケツ同様、他で見ない程大量。な印象。

境内外からの眺めはなかなかに立派。対岸もまた趣がある。次の目的地、羅城門跡を目指す。

東寺前から国道171を西。道から少し北に入った小さい公園にそれらしいもの。近寄ってみると鉄柵の中に長細い石が立ててあり、なんともコメントのしづらい状態。仕方なく同居人をシーソーに誘ってみるが無視。しつこく誘ってみるがそれでも無視。羅城門石を後にして来た道を引き返し東へ。東福寺を目指す。

ハラ減ってきた。ええところにスーパー。フレスコという。クロワッサンが焼きあがったとの店内放送があったので買う。クロワッサンと一緒に焼きあがったらしい、ショーソンオポムという得体の知れない食べ物も買い、コレを歩き食う。焼きたてのクロワッサンはなかなかいける。もう一個欲しかった同居人はこの後めぐり合うかもしれない屋台や京料理などを考慮し断念。謎の食物ショーソンオポムはというと、パイ生地にりんごペーストが入ったものだった。タコ焼屋多い。

道中、周辺地図がぽつぽつあるのだが、北が上になってないので焦る事しばしば。水少なくゴミだらけの川に元気なセキレイ数羽。橋見ると琵琶湖疏水とある。webで京都調査してるうちに何度も目にする事になった琵琶湖疏水であるが、正体は川。高架くぐると正面に工場。右手に踏切。線路は二重になってる。現在地と周辺の状況を確認。ちなみにこの地図は向かって左が北。

思いのほか寂れた感じの商店街・・・?を行き、東福寺の縄張りへ入る。暑くなってきたので上着の前を開ける。同居人も似た様なもん。歴史的風土特別保存地区という事になっているらしい。まだ新しそうな土塀が少し剥れており、中の元植物が風に揺れる。そこら中寺で途方に暮れる。とりあえず小さい寺に入ってみる。庭に苔。別の寺になんだか可愛い石像

見るともなく見歩くうち、寒くなる。タバコ吸いながら暇そうにしてる男のすぐ向こうに。中ほどから見ると向こうに舞台状の建物が見える。なかなかにええ眺め。橋を渡りきり、東福寺の前にタバコ休憩。ついでに近くの寺に入る。

受付は無人。『人おらんときは\300置いてって』みたいな事を書いた紙はある。えー・・・和菓子が入ってた様な箱に\300ずつ入れ、知らんで、はろたで、ナドと言いながら入ろうとすると住職がもぐもぐしながら登場。食事中だったらしい。

入ってすぐの小部屋にはどういうワケか京都本が沢山。ゆっくりしていけという事か。縁側にニンマリ。庭は例によって石撒いたやつ。庭に面した畳の上に座布団が用意されてある。嬉しそうに座る同居人。私は日光を避け陰に座る・・・庭見えんがね。

しばらくぼけーとして奥へ行こうとすると鳩がおる。これがなかなか可愛い。日向ぼっこり夢うつつといった風。立ち止まって見られると若干緊張する様で、その辺つついたりして忙しいふりをする。それでも間もなくへたりこんでぼー。先へ。

茶室の様な小さい部屋の壁に丸穴。この穴ポコが結構エエ。撮影に気をとられているところ、『後ろに神さんおんで』と同居人。振り向くと予想外の近距離に黒い神さん。うわと失礼な声をあげてしまい、ひとこと謝っておく。敷かれた畳、真ん中に小さいのがある。別のとこでも見た。どうも炉の蓋らしい。

茶室から出ると先程の鳩がさらにくつろいでる。尾羽をぎゅううと広げる。じわじわと、意に反して閉じていく。ほんでまた広げる。これを繰り返している。裏も日干す。いきなりこの姿見たら死んでんのか思うがな。別の茶室にはいる。小さい四角い畳がぴったりおさまりそうな穴ポコにやかんみたいなのがある。名残惜しい寺を出、東福寺。

正面入って突き当たり(?)の右にデカイ門。妙にかっちょええ。これまでにデカイ門を見た事がなかったワケではないが、この様に感じた事はなかったと思う。上へ登る階段なども見え、羅城門などの昔話が頭に浮かぶ。

門の向こうに昔風呂があって稲荷がある。これらを見た後、門をみながら巨大な昔便所を格子から覗く。東司という。この時はダメだったが、一応中に入れそうな造り。当時の様子を表現した絵も中にある。ちなみにここで蓄えた大量の排泄物は京野菜を育てる上でなくてはならないコヤシであったという。

巴に名。流石は東福寺。境内の有料橋を渡る。通行料各\500。橋の下に川。向こうには先に渡った火の用心橋。有料橋渡りきって階段上って。客人鈴なりの縁側に少し腰掛けて出、簡単な散歩道の様なものがあったのでコレを行く。降りて趣の無い川みて登る。苔に覆われた木の洞にはずり落ちた様な跡。何か生物が?東福寺を後にし、泉涌寺を目指す。

可愛い鳩の寺でもらった地図を見ながら住宅地の間や学校の横を通る。先の階段にアオジ。頭が非常に魅力的。何か食べてる様子。結構近くまで行っても食事の方が気になるらしい。しばらく足止め。

ここまで問題なく進んでこれたがここで不明瞭になる。東福寺への道標はあるが、泉涌寺行のはない。一般的な散策ルートの逆走してるのかも知れない。多分こっち・・・で行く。わりと自信もって。

泉涌寺着。参拝\500。入ってすぐの、楊貴妃観音堂に寄る。中は撮影不可。偶像の口元にはヒゲの様な装飾が施されてあるが、これは表情を表す線だという事。疲れもあり、かなりテキトーにその辺見まわる。奥にあった小奇麗な建物の敷地では業者が伐採中。退屈し始めた同居人を励まし

名前の通り、玄関に雲龍。拝観\300お茶\500。エエ具合の小部屋を眺めて出、先へ。若い僧服の男が背広の男を連れてウロウロしてる。庭の向こうにてるてる坊主の様なものがある。廊下には赤い布。たまに流し台の様なものがある。玄関で対応してくれた人が、奥にも何やら殿あるから見てってねという風な事を言ってたので入・・・ろうとするが、雅に開けた障子をそのまま閉じる同居人。中で写経中らしい。

見てけってコレ・・・当惑しているところに例の坊さんがのしのし歩いて来て無造作に障子を開け中へ。背広も一緒。これを逃すとまた気まずくなる。背広にへばりついて何やら殿内部。観光客っぽい人がふたりで写経中。意に介さず普通の声で色々説明しながらのしのし歩く坊さん。へーほー言いながらついて歩く背広。それでも我々は少しばかり写経組に気をつかい、ほどほどに見て出る。

足元灯の様なものが並ぶ廊下。で、木槌を振り回す同居人。振り回し終えたところでエエ小部屋。ここでも例の坊さん背広組。床の間に犬。香炉っぽい。少し休んで悟りの間。例のふたりが先にお茶してる。坊さんが楽にしてくれと声をかけてくる。何かボケてやろうかと思ったが相手があれなもので微笑み返しにとどめる。楽にもしない。茶菓子は庭の柚子を使ったもので、葛の様な透明の硬い液体と白玉・豆など入ってて結構イケル。お茶には合わない。出る。

靴を履いて玄関。叩き物好きの同居人を喜ばせるアイテムがここにも。出てから分かったのが口惜しいが、これを叩き来院を告げるものらしい。雲龍院を後に。

いよいよ帰路。のはずだったが今熊野神社。団体がいて大変に混雑している。石のまわりをぐるぐるやってる人々。こういうの見ると必ずミッドナイトエクスプレス思い出す。集団にまじりたい気もするが混雑を避けウロウロしてる間に団体去る。集団ぐるぐるの石も閑古鳥でちょっと寂しい。ふたりで少しまわって帰路。

ちょっとした京懐石かちょっとした弁当なんかをちょっとした所でいただくつもりだったが今回は道中食事処が少なく叶わず。不本意ながら京都駅で定食など。ほんでもって翌日の食料として弁当も買う。帰ってフロ入って写真見て寝る。

持ち帰り弁当、思いのほか嬉しい。

ああそれから・・・人の弁当にいらん事すんのはやめましょう。

2010.2.13 京つぶし 洛北・洛西(仮)


或る日、京都へ行く際に訪問する地域がごく限られている事を遺憾に思うと同居人。好きな場所は好きでええのだがそれではもったいないと思わないか?ほかにもエエとこがあるのではないか?と持ちかけられ、これに乗る。

それからしばらくたった週末の前日、漠然と立てた京都行きの予定を同居人が煮詰める。にもかかわらず、朝ごはん家で食べたいし寒そうやし・・・ナドと消極的な彼女。朝起きて気が向いたら行く事にし、寝る。同居人は目覚ましOFF。

当日、私の目覚ましにより7:00頃起床。同居人に打診。出るというので出る。久しぶりに阪急電車。楽しみにしていた週末朝ごはんはこの様なかたちとなる。

10:00頃河原町着。おしくら饅頭イメージの強い、駅から八坂への道はスカスカ。今回八坂には立ち寄らず、金閣寺を目指す。バスは12番。黄色い車両印がパタパタと道中を知らせてくれる停留所でしばらく待つ。15分間隔くらい。フランス語を操る一族も同じバスを狙ってる様子。大黒柱と思われる親父は大量の傘を抱えている。乗車。混みあう道を走る事もあり、早々に退屈。できればもう使いたくない。

金閣寺。参拝料は\400と思いのほか安い。やけに有難いチケットをうけとり、中へ。金閣は名前通り金ピカ。参拝客は外人が多い。三分の二くらいか。水辺にアヒル。こんなナリしてるが霊鎮め効果その他、大変にありがたい生物であるという。

金閣を正面に左手は通行止め。池に沿って一周という事は出来ない。引き返して順路。

通り道の側に石と小銭。金属製の器が中心にあり、うまい事投げるとエエ音がする。少しばかり散財して先へ。いくらも歩かないうちに再び銭投地蔵群。少しばかり散財して先へ。

茶菓子出してるところがあったので休憩。先の土産屋に寄って茶団子など買って出る。

内部の通行止めは金閣正面に限らず何箇所かあり、気軽に順路を逆流できる雰囲気もない。一本道といっても過言ではない自由度の低さはなかなかのもので、散策ではなく通り抜けという感じ。

同居人の記憶と、近くにあったテキトーな地図を参考に、途中コンビニで買った失敗アイスなんか食べながら、楽しくはない道を次の目的地、竜安寺へ・・・我々、こういう目にあう事多いと感じるのは気のせいだろうか。悔し紛れにちょこっと覗いて次。

程なく目的地の看板。駐車場隣接のどこだか知らない寺風の敷地を横切り仁和寺。入ってすぐ受付の様な小屋があったので各\500支払いチケット受け取って中へ。入ってすぐに食事処。同居人がやや入りたそうにするが、ハラへってないのでパス。

境内は広くてエエ具合。気になる御室桜はまだまだ子供。稀に咲いてるのもある。とろとろ歩いて銭投げしてとろとろ歩く。西側の出入口には関所がない・・・む?どうなっとる?八十八ヶ所巡り?何?先を覗くと魅力的。気になったが時間かかりそうだったので断念。

ちなみに、最初に支払ったのは御殿へ入る為のもので、境内そのものは無料であったと知る。

奥にエエもん発見。ほこらに水がはってあり、これをすくってホトケさんにかける。長い柄杓の操作は思いのほか難儀。

生体反応なし
生体反応なし

気になる隙間には奥行きがない。御殿へ。

お内裏様とお雛様風の人形。立派な屏風付。木造廊下が気持ちいい。襖に鷺。振り向くと歩いて来た廊下がエエ具合。木製襖のような板に面付けた人の様な絵。蘭陵王?しばし見てボー。欄間を抜く光が小部屋に投影されており、そういう事なのかと感心する。ほどほどにゆっくりして去り難い廊下を引き返す。

東門すぐの食事処へ入ろうかと同居人からの提案。境内外に何かあるかも知れんよとやんわり却下。南門から出、食事処を探す。数軒あったが何となく気が乗らないのであーうーと曖昧な態度で対応する私。同居人のオーラがちりりと変色。我に返り入ろう入ろう戻ってあっこで食べようその辺入って食べようと宥めてみるが失敗。ともあれ南下し線路を越え嵐電。当初計画していた北野天満宮はパス。時間がない。

意匠に凝ってる様子の嵐山駅。売店でお菓子など買う。通りに出て食事処探し。京料理バイキングの看板。反応薄の同居人を引きずって行くが終わってたので別の店。和食と洋食で意見が分かれ、じゃんけん。同居人がパーで勝って和食。

妙に賑わう洋食屋の隣接通路を通って和食屋。中は無人。客人ではなく、店の人すらいない・・・そんなこんなで遅めの昼ごはん。なかなか不安にはさせられたが満足。軽く揚げた生麩がとてもおいしい。煮物もいける。おなかも落ち着いたところで天竜寺。

渡り廊下で働く作務衣の男。内訳庭園\500本堂\100の\600を支払い、まず本堂。この手の建物標準装備の廊下もさる事ながら、広い畳部屋が嬉しい。寝転がる事を禁止する言葉がそこかしこ。さもありなん。達磨掛け軸もエエ感じ。しばらく池やら小部屋やら見ながら廊下うろうろして巨大木魚。これの後ろにたてかけられているのはボロボロの龍。隣には描き手と思われる名前。鈴木さんという。部屋には何か祀ってあり、手前に。部屋出てボー

庭に出、に登る。ピンク色がどれほど目立つか再確認。トラツグミの動きが非常に面白い。時間がなく、不本意ながらばたばたと庭をまわり、天龍寺を後に。気分いいのでついでに小さいとこ寄る。死角とまではいかないが、目立たない場所にひっそりとこんなものが。奥の建物天井に龍

帰路、コロッケと豚串買って歩き食い・・・これは大ハズレ。お土産大量に買って阪急電車。十三で乗り換え自宅。風呂入って持ち帰った金閣寺の有難いチケットと共に土産広げて写真見て寝る。