二度目の京都泊。阪急大宮から北上し、西陣織センターやら晴明神社やら寄りながら宿へ向かい宿泊、翌日は北野天満を中心に後テキトーに。と予定。
同居人のお稽古帰りを待ち、用意して出る。ハラ減ってたので、梅田で例のやつ。後から来た客人がわかめうどんを頼んだと知れたその刹那、がばと顔を見合わせる我々。好みの問題なのでとやかく言う筋合いではないが・・・
あらためて特急で京都。烏丸まで行ってひと駅戻るか桂で降りてふた駅鈍行か悩むうちに桂通過。電車で戻るつもりで話していると、ひと駅くらい歩いたらええやんと同居人。というわけで烏丸。歩くうちに、先週臨時休業で食べる事の出来なかった豆餅屋。入ると無人。奥で電話してる声。待つ間に商品を物色。豆餅は売切れらしい。先週は休業で今日は売切れかいと同居人が苦情。別の商品ひとつづつ買うて出る。
二条城着く頃には暗い。先に市内でよく見るスーパー。更に先に8割閉まった商店街。隙間覗きながら歩く。そうこうするうち晴明神社。傍らに有難そうな建物。ちょうどいいところにいた大型犬と記念撮影。テキトーに見て先へ。
堀川寺之内からうねうねしながらも奇跡的に最短一筆書きで到達。入る。旦那の案内で手洗いやら洗面やら確認。入ってすぐの喫煙所には屋号をあらわす魚。金魚部屋から共有くつろぎ部屋への廊下は経年による鶯張り・・・よりは猪張りに近いか。場合によっては見事な音がする。
辿り着いたのが遅かったのですぐに食事。部屋に荷物置いて共有くつろぎ部屋へ。192cmの長身から生み出される豪華な夕食・・・多い。ちなみに写真のはまだ出切ってない状態。刺身・ほたるいか・ゆば・天ぷら等の他、海老やら自家製野菜やらを卓隣の炭火で焼いて食べる。紅麹の味噌汁が素晴らしい。なんとか平らげたところにデザート。ちなみに米も自家製。食後、長い事火鉢で遊ぶ。
断腸の思いで火鉢前を去り、女将が教えてくれたフロ屋ついでに喫茶店。道中えらく寒い。喫茶店は割と遅くまでやってた様だが火鉢遊びが過ぎ、間に合わず。22時をまわっているにもかかわらず近辺意外と活動中。フロ屋は入浴料\400。電気・泡・薬・檜・露天等、フロ豊富。外人もちらほら。サウナ室にはテレビ付。いくらも居ないうちにゆでダコ。待ち合わせまで時間あったが早々に出ると既に待合で放心してる同居人。少しばかりボーっとテレビ。帰りにお茶買って宿。
夜遊び組への心遣いか、玄関に小さい灯り。出入口は鍵無し。金魚部屋でちょっと休憩。再び共有くつろぎ部屋で小一時間火遊び。部屋戻って寒さに震えながら寝る。今回野点セットは沈黙。無駄な荷物となる。
天神さんは早朝6時くらいに始まるという事だったので、荷物宿に置いて出てチェックアウト迄に戻ってくるという予定であったが寝坊。開き直って金魚部屋でちょっとひといき。えらい寒いと思ったら正面吹き抜け。猪張りを通って朝食付きの客人らを横目に手洗い。チェックアウト。荷物持って北野天満宮。
神社の南側、今出川に突き当たる参道から入ると食料屋台が続き、これが切れた頃に衣料がちらほら。気になった手袋屋で同居人がふたつ。私もエエと思ったのだがしっくりくるのがなく買わず。先の着物屋台を物色。長襦袢ないか聞く。アンタが着んの?ちょっと待ってな。男物の襦袢あったで。どっかあったで。あれ?あれ?待ってな。ほらあった。背なんぼ?ああ小さいな。ないか?これや。しょうけんか?
よう喋るご婦人だと思って聞き流していたが、しょうけん?確認すると、絹である事が判明。アレか。しょうけんて読むのか。Webで着物探し回ってると目にする正絹。これをしょうけんと読むらしい。まあまあのがあったけど\3000。それくらい出すなら通販で探せるのでパス。
宿の人が言うてたタコ焼屋があったので寄る。同居人がガラの悪そうなコックに、ウマイと聞いて来たと言うたところ、誰が言うとったん。そんな返し方されると思ってなかった同居人、いやあ・・・宿の人。と何故か弱腰。すかさずどこの宿と追い討ちをかけるコック。あの・・・ええと・・・むぐぐ・・・言うたら分かるんかと宿の名を出す。知らんとひとこと。そんなこんなで仮設席で食べ、天神さん参り。
長襦袢が並ぶ店があったので寄る。あいだにきとん?と薄毒吐きでテキトーな店主。日常生活の合間に着物を着ておるのかと言う質問だと解釈し、そうだと答える。しばらく毒かわしたりはねかえしたり。結局\1000×4着。ひとつはボロいという事で、くれた。近所の八百屋を思い出す。
天神さんの大まかな印象は和服と古道具メイン。あと買い食い屋台。境内もさることながら外周も大変な事になっており、全部本気で見きれるものではない。半ばパニックを起こし犬に逃避。たたみかけで寝るおやじ。日本で二番目においしいわらび餅で休憩。ふらふらになりながらもひと通り見て境内、市のない部分を歩く。
梅が妙に可愛い。建物もエエ。背の低い木と建物のバランスがエエのか、とても気に入る。市のない時にあらためて。平野神社にも寄る。予想外に近い。こちらもエエ。付属公園にクマ・・・?ひととおり歩いて再び天神さん。こんぺいとう買う同居人。返す刃でくじ付たこせん。ハズレ引いたらしく、いっこももらわれへんの?と不安気に店の小僧に尋ねる彼女。ハズレてもひとつはもらえる事が分かり、嬉しそうに手を出し配給を待つ。
たこせん終わらして天神さんを出、宿の人に教えてもろた親子丼屋。ホンマは水炊き屋らしいが。親子丼を必要としている者は二階へ・・・といっても、昼間は親子丼しかやってないという話。食事部屋は天井低く窓でかく庭が見えて風が吹き抜け大変に気持ちいい。食卓も低い。どんぶりは少し塩気多いがなかなかイケる。得体の知れないスープ付\800。出る。
宿の人が、町家造りでええよと言ってた蜂蜜屋にも寄ってみる。冷やかし半分では入りづらい雰囲気だったので外からチラ見。品揃えは豊富。蜂蜜好きにはええかも。同居人が気にしていた御菓子屋へ。
辿り着いてみると想像していたのと違ったらしく、物色に真剣さがない同居人。私も同様。よその御菓子屋より秀でた商品が目白押し、というものではない。ただ、日本酒が入った小粒の砂糖菓子は素晴らしいもの。自分達で消費するにはアレだが手土産として非常にいい。二階に上がり、職人が目の前でお菓子を作ってくれるお茶セット。お茶は点てられたものが運ばれる。結構な御点前をいただき、出る。
清明神社にも寄る。結構人おる。敷地は小さい。例の橋もミニチュアレプリカ。昨夜見かけた有難グッズ屋に寄り、有難い糸巻きと有難い火打石を購入し、有難い耳かきをオマケに貰ったのだがこのオマケ、我々の前に会計してた人が\3000でオマケ付くから選んでと言われており我々\2000程度。オマケ無しやなと思てたら、さんぜん・・・あー\2000でオマケ付くから選んで。という流れで入手した貴重な逸品。先へ。
宿で出た味噌汁に使われていた紅麹味噌を入手する為、簡易地図見ながら味噌屋。ふふふこれであの味噌使える。他にどんな味噌あんねやろとドキドキしながら扉の向こうの立札に激昂。しててもしょうがないので御所から帰路。砂利道のせいか、ここにきて妙に歩き疲れる。テキトーに寄り道しながら帰宅。晩ごはんはeマフィン。ランダム削ギハムが合う。 |